おしらせ Information
九州大学人社系協働研究コモンズ
Collaborative Platform in Research and Education
on Humanities and Social Sciences
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Event News!
9月14日 開催
第43弾 企画
知の形成史 #21
を開催します。
2026.9.24
▶ 菅史彦(九州大学経済学研究院准教授 経済工学部門)
大学院に行くと給料は上がるのか?——データから「因果関係」を読み解く
学歴や賃金の情報を含むデータを見ると、大学院卒の人たちが、学部卒の人たちよりも高い賃金を得ていることがわかります。このことは、「大学院に行けば給料が上がる」ことを意味するのでしょうか。データを使ってこの問いに答えることは、じつは簡単ではありません。大学院に進む人と進まない人とでは、能力や専攻、出身大学など、さまざまな点が異なるからです。単純な賃金の比較だけでは、「大学院教育の効果」と「もともとの人の違い」を区別することができません。
本講演では、日本における「大学院賃金プレミアム」の研究を題材として、①なぜ「相関」から「因果」を導くことが難しいのか、②研究者がどのような方法で因果関係に迫ってきたのか、③近年注目される「見えない要因」の影響まで見積もる感度分析の手法、を経済学の予備知識がなくても分かるように紹介します。身近な「学歴と収入」という話題を入り口に、データから因果関係を考えるための考え方を一緒に学びましょう。
▶ 竹永啓悟(九州大学未来人材育成機構助教)
▶ 司会:田口武史(九州大学人文科学研究院准教授)
Event News!
10月7日 終了
第42弾 企画
海洋プラスチック汚染の現状と解決に向けた学術的貢献:持続可能な社会に向けた学際的アプローチ
を開催しました。
2026.10.8
近年、海洋環境のみならず生態系や人体への影響が懸念されるプラスチック汚染に 対し、国際社会の動きが加速しています。国連環境総会(UNEA)での決議を契機に、 プラスチックの生産から設計、廃棄に至る「ライフサイクル全体」を対象とした法的 拘束力のある国際条約(国際プラスチック条約)の策定に向けた政府間交渉委員会で の議論が進むなど、世界的なルールの構築に向けた取り組みが本格化しています。こ うした地球規模の課題に対し、九州大学においても自然科学分野及び人文社会科学分 野において精力的に研究が進められています。
九州大学では海洋プラスチック汚染の動態解明から、生態系へ の影響評価、代替素材の開発、社会経済的な対策まで、多様な分野の研究者による協 働研究の活性化を目指しています。本シンポジウムでは、世界の海洋マイクロプラス チック研究を牽引する磯辺篤彦教授(九州大学応用力学研究所)が登壇し、最新の国 際動向を踏まえた海洋プラスチック汚染の現状と、根本的な課題解決に向けた学術的 貢献について説明します。加えて、九州大学の多様な関連研究者へのインタビュー調 査を通じて取りまとめた「九大発 環境プラスチック宣言」について紹介いたします。 皆さまの積極的な参加をお待ちしています。




