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New!第43弾企画 オムニバスセッション

知の形成史 #21

2026.9.24

 11月4日に人社系協働研究・教育コモンズのオムニバスセッション「知の形成史」を開催いたします。皆さまご参加いただきますよう、お願いいたします。


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 どんな分野でもそうですが、「人文社会系」、もっと大きく「文系」としてくくられる学問の中にも、多様な方法と目標・関心を持つさまざまな研究領域が広がっています。しかし、それぞれの研究領域は、初めから現在の形で個別に独立して存在していたものではありませんでした。そこには少なからず、人々の知的好奇心に導かれながらも、時代の移ろいや、それにともなう社会の要求にも応答して分化してきた経緯があります。

 本シリーズでは、毎回人社系の先生をお呼びして、具体的な研究のお話をうかがいながら、いま一度それぞれの領域の「出来(いでき)はじめ」を紐解きつつ、現在の学問が時代や社会に何を要求されているのか、そして何ができるのかを考えます。人社系の知の意味と意義を問いなおすことを通じて、協働研究の「コモンズ」醸成を目指します。

 第21回目は経済学研究院の菅史彦先生をお呼びして、データと「因果」の関係性についてお伺いしていきます。

 本企画は、Kyushu University Asia Week 2026の一環として開催します。

▶ 日時:2026年11月4日(水) 10:30~12:00


▶ 菅史彦(九州大学経済学研究院准教授 経済工学部門)

大学院に行くと給料は上がるのか?——データから「因果関係」を読み解く

 学歴や賃金の情報を含むデータを見ると、大学院卒の人たちが、学部卒の人たちよりも高い賃金を得ていることがわかります。このことは、「大学院に行けば給料が上がる」ことを意味するのでしょうか。データを使ってこの問いに答えることは、じつは簡単ではありません。大学院に進む人と進まない人とでは、能力や専攻、出身大学など、さまざまな点が異なるからです。単純な賃金の比較だけでは、「大学院教育の効果」と「もともとの人の違い」を区別することができません。
 本講演では、日本における「大学院賃金プレミアム」の研究を題材として、①なぜ「相関」から「因果」を導くことが難しいのか、②研究者がどのような方法で因果関係に迫ってきたのか、③近年注目される「見えない要因」の影響まで見積もる感度分析の手法、を経済学の予備知識がなくても分かるように紹介します。身近な「学歴と収入」という話題を入り口に、データから因果関係を考えるための考え方を一緒に学びましょう。

▶ 竹永啓悟(九州大学未来人材育成機構助教)

▶ 司会:田口武史(九州大学人文科学研究院准教授)


▶ 場所:九州大学伊都キャンパスE-A-239会議室
    オンライン会議形式(Zoom)

▶ 共催:

九州大学社会連携推進室 科学コミュニケーション推進グループ

九州大学アジア・オセアニア研究教育機構

▶ 後援:

九州⼤学法⽂学部創⽴100周年記念事業実施委員会

参加申し込みは下のフォームからお願いいたします。ご登録いただいたメールアドレスに、シンポジウム前日、開催場所のURLをお送りいたします。
※フォームが表示されない場合は、こちら

お問い合わせ

九州大学人社系協働研究・教育コモンズ

E-mail: enquiry-commons★cmns.kyushu-u.ac.jp

(★を@に変更してください)