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終了第39弾企画 オムニバスセッション

知の形成史 #18

2026.2.20

 2月19日に人社系協働研究・教育コモンズのオムニバスセッション「知の形成史」を開催いたします。皆さまご参加いただきますよう、お願いいたします。


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 どんな分野でもそうですが、「人文社会系」、もっと大きく「文系」としてくくられる学問の中にも、多様な方法と目標・関心を持つさまざまな研究領域が広がっています。しかし、それぞれの研究領域は、初めから現在の形で個別に独立して存在していたものではありませんでした。そこには少なからず、人々の知的好奇心に導かれながらも、時代の移ろいや、それにともなう社会の要求にも応答して分化してきた経緯があります。

 本シリーズでは、毎回人社系の先生をお呼びして、具体的な研究のお話をうかがいながら、いま一度それぞれの領域の「出来いできはじめ」を紐解きつつ、現在の学問が時代や社会に何を要求されているのか、そして何ができるのかを考えます。人社系の知の意味と意義を問いなおすことを通じて、協働研究の「コモンズ」醸成を目指します。

 第18回目は経済学研究院から、安田聡子先生をお呼びして、博士人材のキャリアパスについてお伺いしていきます。

▶ 日時:2026年2月19日(木) 14:50~16:20


▶ 安田聡子(九州大学経済学研究院教授/科学技術イノベーション政策教育研究センター(CSTIPS)・センター長)

博士人材のキャリアパス―安定性と流動性を両立させるには?

 本研究は、博士課程進学者が減少している要因とその解決策を探るものである。博士人材の需要側・供給側の両方で調査を実施し、研究開発人材の採用において日本企業は20世紀型制度への経路依存を起こしていること、博士人材の身分の不安定性はアカデミアでの研究活動や若者の進学意欲に深刻な影響を与えていること等を指摘した。これらを踏まえ、「安定性と流動性を両立させる仕組み」として「越境研究員制度」を政策オプションとして提示した。これは、研究者の身分の安定を確保しつつ柔軟な配置・異動を可能にするものである。アカデミア、企業関係者から一定の支持を得ながらも、政策として実装するためには多くの課題も残されている。

▶ 吉岡瑞樹(九州大学基幹教育院教授)

▶ 司会:木下寛子(九州大学人間環境学研究院准教授)


▶ 場所:九州大学理系図書館1階 ラーニングコモンズ
    オンライン会議形式(Zoom)

▶ 共催:

九州大学社会連携推進室 科学コミュニケーション推進グループ

九州大学アジア・オセアニア研究教育機構

▶ 後援:

九州⼤学法⽂学部創⽴100周年記念事業実施委員会

参加申し込みは下のフォームからお願いいたします。ご登録いただいたメールアドレスに、シンポジウム前日、開催場所のURLをお送りいたします。

お問い合わせ

九州大学人社系協働研究・教育コモンズ

E-mail: enquiry-commons★cmns.kyushu-u.ac.jp

(★を@に変更してください)